ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ感想

(※2/1 らくがき追加)
新作実写映画のネタバレ感想です。

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続きから感想です

結論から言うと私はかなり楽しめたし萌えられました!
地雷を警戒して検討している方への注意点あげるとすれば、
・映画独自の設定、キャラ付けがありますので、これはこれとして楽しめるか
→主にウェスカー、ジル、レオンはかなり違うかなと。特にレオンがコメディーリリーフ的扱いをされているのでそこを面白がれれば勝ち
・ファン向けアトラクションとして楽しめるか
→HD1とRe2のディティールを詰め込めるだけ詰め込んで2時間弱に収まるよう要約した感じ。ファンなら脳内補完できるけど、バイオを全く知らない連れ曰く「途中から深く考えるのを辞めてB級アクションホラーと思ったら普通に楽しめたよ」とのことです。(察し)

例のごとく自分のキャラ萌え全振りの感想です。

前半は舞台背景の説明的な場面が多く、洋館組と警察署組が同時進行しているので展開が遅く不安でしたが、後半に差し掛かると気にならなくなりました。
クリスとクレアが前半では意見が対立しているので、この兄妹はそう言うんじゃないんだよ!と思ってしまいましたが、後にそれはフリだと解ります。大丈夫です。レッドフィールド兄妹はやっぱり尊かった。
孤児院のベッドで寄り添ってる兄妹は可愛かったですね…クリスお兄ちゃんしててえらい。
この2人は生い立ちの設定は違えどビジュアルも性格もあんまり違和感なかったです。

問題のレオンは登場〜同僚からのいじりまで見て、あ、そういう扱いね!と理解してからはへっぽこ度合いが面白くって「映画版レオン」としてどんどん好きになってきました。
ヘタレなんですが神経が図太いところはさすがレオンでした。あと顔がいい(それがへっぽこ度合いに輪をかけてる)
いじられてる時は、不当な扱いをされてくさくさしてるのかなとも思ったけど、受付居眠り事故スルーのとこで「同僚の認識が真実やんけ!」となりました。ある意味つよい。
公式のプロフ見ると「S.T.A.R.Sのメンバーとは馴染めずにいる」と書いてました。なにそれ萌えるんですけど(レオクリ目線で)

それよりびっくりしたのはウェスカーとジルですかね。根は善人な普通の人ウェスカーと、ちょっといい関係なジル(に片思いクリス)。なんだそれ〜と思いましたが、ウェスカーの背景まで盛り込む尺はないし裏切る場面のショックさの演出的にベターだったのかな。あと横にいるもう1人がなかなか名前呼ばれなくてバリーなのジョセフなの誰なのとずっと思ってたら、クリスが呼んでやっとお前リチャードやったんか!となりました。退場直前に判明。
振り向きゾンビのところからはクリスの仲間思いの性格が出てて良かったですね。ああ〜クリスだ〜となりました。

そしてハイライトはやっぱりバーキン博士ですね。まさかバーキン博士とクリスの関係性に萌える日が来るとはですよ。クレアがあんなに不信感を抱いているのに、何故クリスは盲目に父親のように慕っていたのか?愚鈍な兄と賢い妹と形容されてましたが、何故愚鈍にならざるを得なかったのか?なにこの妄想してくださいと言わんばかりの設定。
そして娘のシェリーほったらかしでクリスにねっとり絡むバーキン氏。もうなんなの!
あっ、シェリーといえば、シェリーと駆け寄って抱き締めるクリスもよかったですね。そうかバーキンが父親がわりなら娘のシェリーとも面識ありますよね。シェリーも懐いてる感じでよかった。
振り返ってみれば今回はクレアがヒーローでクリスがヒロインなんですよこれ…。
バーキンに捉えられたクリスを「その人に触るな!」と助けるクレアはもうまごうことなきスーパー攻め様でした。最初から、バーキンの支配からクリスを救おうとしてたんですねクレアは。バーキン→→→クリス←←←クレアと思って間違いない。

オチは安心のバイオ。列車でテンション上がってからのロケランどや立ちレオンは笑いました。「しぶとく生きてますよ(^^)b」ってクリスにニコニコしてるの萌え。「一等車両にありました」って言い回しもレオン感あって良い。バーキンに持ってかれましたがこの2人の絡みがもっと見たかったです!だって公式でちゃんと先輩後輩なんですよ?夢のオフィスラブ…。
ヘタレだけどなかなか前向きで愛嬌ある後輩と、しっかり者で優しいエリートの先輩…映画版レオクリの可能性が広がります!

まとめるとクレクリ←バーキンとへっぽこイケメンレオンに萌える映画でした。イケメンクレアとヒロインクリスの兄妹愛が素晴らしかったです。
ゲームとは設定が違うので別枠ですがあたらしいレオクリも生まれそうで見てよかった。

ツッコミどころはまぁたくさんありますwリサトレヴァーも取り敢えず出したけど活かしきれなかった模様。あとラクーンシティが寂れてしまった設定はおそらく予算とか、コロナで時間や人員の確保ができなかったこととか、そのへんの都合かなと。撮影期間もすごく短いので。
あとピアノで扉が空くギミックなどはゲームだからこそで、映画で見ると笑ってしまいますねw
映画としてはともかく、細かいところは館の鍵まで凝っててゲームへのリスペクトは感じれました。

いつか実況しながらみんなで見たいです(円盤購入検討中)